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Contents
- 保険業界、1~6月期の利益二極化鮮明 資産運用力で明暗
- 週間☆アクセス数上位ランキング!
特集(2026年08月03日~2026年08月09日)
- 今週の銘柄評価
リー冷蔵電気工業[REE]
- 編集後記
「街角に響くボレロ、その歌声の向こうに」
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1. 保険業界、1~6月期の利益二極化鮮明 資産運用力で明暗
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財政省傘下の統計局(NSO)によると、2026年1~6月期の保険料収入は前年同期比+2.2%増の117兆9000億VND(約7100億円)にとどまり、大手の増益と中小の減益という二極化が鮮明となった。資産運用収益で利益を伸ばす大手が市場を牽引する一方、多くの中小企業は、保険金・給付金の支払いや管理費の急増により、大幅な減益を記録した。
保険金支払いの急増とコスト高に直面する中小損保
損害保険料収入は前年同期比+13.5%増の49兆1000億VND(約2940億円)と好調だったが、全体の保険金支払額が同+18.2%増の52兆3000億VND(約3130億円)に達し収益を圧迫した。
郵便保険[PTI](Post Telecommunication Insurance)は1~6月期の保険金の支払額が急増し、税引後利益が前年同期比▲15.8%減の1320億VND(約7億9000万円)に減少した。DBV保険[AIC](DBV Insurance)も一般管理費の急増により、同期の税引後利益が同▲62.3%減の約95億VND(約5700万円)と深刻な収益悪化に陥った。
・・・<続きはサイトでご覧ください>(記事本文には、保険会社7社の2026年1~6月期の税引後利益のチャートあり) |
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2. 週間☆アクセス数上位ランキング!(2026年08月03日~2026年08月09日)
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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。
1 位 ベトナムと中国がQR決済で提携、10億人超が利用可能に
ベトナムと中国の間で越境QR決済の利便性が向上する。ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)と、元国営4大銀行のベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)、および中国のテンセントが運営するモバイル決済サービスであるウェイシンペイ(Weixin Pay)は、8月6日にハノイ市で決済サービス提携の拡大を発表した。
今回の提携により、10億人超のユーザーがベトナム国内で直接決済できるようになり、両国間の観光やデジタル経済の活性化が期待される。
中国からの旅行者の決済が便利に
中国からの観光客はベトナム国内の店舗などで、自身のウェイシンペイの決済アプリを使い、設置された「VietQRGlobal」のコードを読み取るだけで支払いを完了できるようになる。
・・・<続きはサイトでご覧ください>
2 位 ビンファスト、Q2のEV納車+96%増 充電インフラ網と海外展開強化
不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下で米ナスダック証券取引所(NASDAQ)上場の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト・オート(VinFast Auto=VFS、シンガポール)が発表した2026年4~6月の納車実績は、四輪EVおよび電動バイクともに前年同期から急増した。
同社は親会社や創業者からの巨額の資金援助を背景に、国内外での販売網や充電インフラの拡充、他企業との戦略的提携を加速させている。
EV・電動二輪車の納車台数が大幅増
4~6月のグローバルEV納車台数は、前年同期比+96%増の7万0085台となった。車種別では「リモグリーン(Limo Green)」が1万5816台、「VF 3」が1万5644台、「VF 5」が1万1247台などと続いた。1~6月のEV納車台数は同+78%増の12万8662台となり、ベトナム国内では約35%のシェアを握り、トップを維持している。
・・・<続きはサイトでご覧ください> |
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3. 今週の銘柄評価
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※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。
●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。 http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html ●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。 http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・リー冷蔵電気工業[REE] (2026年08月12日 発行ベトナム株通信 第5928号)
■リー冷蔵電気工業[REE]■ 豊富な受注残高と再生可能エネルギー事業の進展を背景に、投資評価「買い」―
サイゴンハノイ証券[SHS](Saigon - Hanoi Securities)は、電気・空調工事施工(M&E)大手企業で発電会社・水道会社に出資するリー冷蔵電気工業[REE](Refrigeration Electrical Engineering Corporation)の理論株価を7万0300VND(約420円)とし、投資評価を「買い(Buy)」とした。
REEの2026年1~6月の売上高は前年同期比+6.9%増の4兆8970億VND(約295億円)、親会社株主帰属利益は同+9%増の1兆3460億VND(約81億円)で、通年計画の約5割に達した。
M&E部門は過去最高水準の受注残高を抱え、1~6月の新規契約額は5兆8650億VND(約350億円)と通年目標に迫る。風力発電では、第2・第3ズエンハイ風力発電所(総出力128MW)が10月に運転開始予定、第1A・1Bフークオン風力発電所(総出力200MW)が2027年10~12月に稼働するなど開発が加速している。
既存の水力発電は発電量が減少したが、売却価格の上昇で増益を確保した。今後のリスクはエルニーニョ現象の長期化や工事遅延だ。 |
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4. 編集後記
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スタッフが週替わりでお届けする「編集後記」。 今週はベトナム人スタッフのMaruchanがお送りする、「街角に響くボレロ、その歌声の向こうに」のお話です。
朝のホーチミン市。通勤ラッシュでバイクや車が絶え間なく行き交う中、信号待ちをしていると、人々のざわめきに紛れて、どこか懐かしさを感じる歌声が聞こえてきました。
歌声のする方へ目を向けると、一人の視覚障害のある女性が、スピーカーを載せたカートのそばで歌っていました。カートには爪切りや綿棒、ティッシュなどの日用品が並んでいます。
 朝の交差点で、赤信号で足を止めた人々に向けてボレロを歌う視覚障害のある女性 (撮影場所:ホーチミン市旧3区、ナムキーコイギア(Nam Ky Khoi Nghia)通りとチャンクオックトアン(Tran Quoc Toan)通りの交差点)
ベトナムでは、このような光景は決して珍しいものではありません。
視覚障害のある人たちが街角で歌を歌いながら、小さな日用品を販売して生計を立てる姿は、多くの街で見られます。歌だけで収入を得るのではなく、商品も販売することで生活を支えているのです。歌い手であり、物売りでもある――まさに二つの役割を担いながら暮らしています。
実は、この交差点から200mほど離れた場所でも、同じように歌いながら日用品を販売する男女二人組に出会いました。
 歌を聴いた後、小さな日用品を買い求める人の姿。商品そのものを購入するだけでなく、「応援したい」という気持ちも込められている (撮影場所:ホーチミン市旧3区、グエンタイソン(Nguyen Thai Son)小学校前のフインティンクア(Huynh Tinh Cua)通り)
 街路樹の木陰で歌う朝のひととき。何気ない街の日常の中にも、人と人との温かなつながりを感じることができる
彼らが歌っていたのは、ベトナムで親しまれている「ボレロ」と呼ばれる音楽です。日本の皆さんにとっては、どこか演歌を思わせる雰囲気があるかもしれません。ゆったりとしたリズムに乗せて、恋愛や人生、別れ、家族への思いなどを歌い上げる叙情的な音楽で、若い世代には「少し昔の音楽」という印象を持たれることもありますが、今なお幅広い世代に愛され続けています。
路上で歌う視覚障害のある人たちの多くも、このボレロを好んで選びます。穏やかなメロディーで歌いやすく、年配の人にもよく知られているため、自然と足を止めて耳を傾けてもらいやすいからです。中には歌を最後まで聴いた後、日用品を一つ買っていく人もいます。それは商品が必要だからというより、「少しでも力になりたい」という思いからなのでしょう。
ベトナムでは、このようなささやかな助け合いが日常の風景として根付いています。もちろん、彼らの暮らしは決して楽ではありません。それでも、その歌声は同情を求めるものではなく、「今日も精いっぱい生きている」という静かなメッセージを届けているように、私には感じられました。
日本では、駅前で歌うストリートミュージシャンといえば、「夢を追いかける若者」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかしベトナムでは、歌は日々の暮らしを支える大切な手段でもあります。
もし街角でそんな歌声を耳にすることがあれば、ほんの少しだけ足を止めてみてください。その歌の向こうには、一人ひとりの人生があります。そして今日という一日を懸命に生きようとする、小さくても確かな希望が、きっとそこにあるはずです。
photo by Maruchan —————————— 今回は、ここまでです。 最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。 今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。 |